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26.「オカルト」の本当の意味 「オカルト」とか「オカルティズム」と聞くと、日本人の多くは ホラー映画のイメージを思い浮かべるかもしれない。理屈で理解で きない、何か恐ろしい現象というイメージだろう。 けれども、本来の意味はまったく違うのだ。 「オカルト」とは、ラテン語の「occulta (オックルタ)・隠され たもの」が語源で、そこから派生した「オカルト」という言葉は、 「生活における見えないもの、秘密のもの、人に見せないものの研 究に関連する」ということを意味しているという。〔F.ゲティン グス・著『オカルト事典』より〕 (伊泉龍一・著/紀國屋書店)P.153~より 『日本人に限らず、「オカルト」という言葉には、「既成宗教の 枠に収めることもできず、はたまた近代科学のパラダイム(思想的 枠組み)からも扱いに困ってしまうような現象や世界観を一括する ものとして機能しているようだ。』という同書の伊泉氏の説明は、 たいへんよく分かる。 ぶっちゃけた話が、「そういうことがあるかもしれないし、無い かもしれない。自分で見たり聞いたりしたことはないから、本当の ところは分からない。でも、何かありそう・・」というような不安 と期待の入り交じったような感じを抱く言葉なのだ。 「オカルト」「オカルティズム」の思想的源流は、何らかの文献 や遺跡が残っているものでは、古代エジプトやギリシャに辿り着く ようだ。 古代エジプト神話に登場する「ヘルメス・トリスメギストス(三 倍偉大なヘルメス)」や、「トート=ヘルメス体制」という言葉は、 トート神と古代ギリシャのヘルメス神が一体化して祀られていたこ とを示すという。 そして、「トート神」とは、今から1万年以上も前に大西洋に没 したという伝説の「アトランティス大陸」で崇められていた「トス 神」のことであるらしい。 中世ヨーロッパで盛んになったキリスト教の大聖堂の建設に携わ った石工職人たちが、巨大な建造物を造るためには精巧な幾何学の 知識が必要であり、その石工術の基礎となったのが、実は古代エジ プトのピラミッドを建造するための知識と技術であった。 その幾何学の発明者が、その「トート=ヘルメス」あるいは「ヘ ルメス・トリスメギストス」という名で呼ばれた人物であるのだと 伝えられている。 この石工職人たちの協同組合が、有名な「フリーメーソン」であ るが、それについては深入りしないことにする。 ※前掲書 P.97~より <参考書籍>『神秘の法』 第4章 「パワーとしてのオカルティズム」 1 オカルティズムとは何か ☆上記書籍の全目次は、こちら 人気ブログランキング←クリックしてね (o^-')-☆ 電網都市アルファポリス 投票してね (o^-')-☆
by komi-naoko
| 2005-02-08 13:00
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