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むむむ・・・ めでたく50回目を迎えたものの、ちと息切れ(ネタ切れ?)している 今日この頃です(^^; 50.神の啓示を受けた偉人たち ある日突然、自分が予測もしていなかった人生の進路を「誰か」 から示されたとしたら、どうするだろう。しかも、その「誰か」が 神とか仏とか、天使や菩薩、観音などという存在だったとしたら? 近年で、“神の啓示”を受けて、その言葉通りに自分自身のその 後の人生を捧げた人で思い浮かぶのは、マザー・テレサだろうか。 旅の途中の汽車に乗っている時に「あなたは、病める人、死にゆく 人、飢える人、身にまとう物のない人、身寄りのない人の世話をし なさい――貧しい人たちの中でも最も貧しい人への神の愛を実践す る者になりなさい」という“神の言葉”を聞いたと、マザーは告白 している。 そして、インドにおいて、自らの死の直前まで、その“神の言葉” 通りの一生を捧げ尽くしたのだった。 あるいは、もう少し前なら、「クリミアの天使」とあだ名された、 フローレンス・ナイチンゲールも16歳のある日、自分の寝室で、 光り輝くキリストの姿を見、「我に仕えよ」という言葉を聞いて、 成人した後、クリミアの戦地に赴いて、戦いで傷ついた兵士たちの 看護をしたり、近代の医学の原形ともなる看護法をあみ出したり、 当時、人口過密になって衛生状態の非常に悪かったロンドンの生活 環境・・・下水道設備などの改善を研究・指導するなどして、自分 自身が重い病で寝たきりになっても、医療の進歩のためにさまざま な研究や実践活動を続ける一生を送っている。 キリスト教では、こうした“神の啓示”や“神よりの召命”を、 「コーリング (calling)」と言い、「天職」とか「天命」「使命」 の意味でも用いられる。ドイツ語の「ベルーフ (Beruf)」も同じ である。 しかし、そうした“啓示”は、キリスト教の“専売特許”という わけでもない。 日本の奈良~平安~鎌倉時代に輩出した、仏教のさまざまな宗派 の宗祖たちも、瞑想修行の時などに、菩薩などの“姿”を見たり、 “声”を聴いたりして悟りを開き、仏教の教えを多くの悩める人々 に説いていた。 また、宗教家ではなく、科学者や芸術家も、「神の栄光を証明す るために」活動していたのだ。 たとえば、古いキリスト教が守っていた「天動説」に対し、神の 象徴である太陽を中心にした宇宙観による「地動説」を唱えたコペ ルニクス。あるいは、目には見えない「万有引力」の存在を“発見” し、膨大な著作によって証明したニュートン。 また、神の栄光を音楽によって表現し、また、美しい音楽を天上 の神々に捧げた大バッハ・・・。 自分の人生の「使命」「天命」を告げる“声”を聴くことができ るかどうかは、あなた自身が“神の声”に謙虚に、素直に耳を傾け ることができるかどうか、“声”ほどはっきりしたものではなくと も、さりげなく目の前に示される「信号・記号・キーワード」とい うような“かすかなしるし”に気づき、受け止め、信じることがで きるかどうか・・・それにかかっているのだと思う。 人気ブログランキング←クリックしてね (o^-')-☆ 電網都市アルファポリス 投票してね (o^-')-☆
by komi-naoko
| 2005-03-14 13:00
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